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コブやモーグルについて思ったことをダラダラとつづっています。


今回は、コブの溝(ミゾ)でスキー板をたわませることについて書いてみたいと思います。

コブを滑っているときに、意識してわざとコブの溝でスキーをたわませて滑っている人は、わりと少ないのではないかと思います。
それに、コブ初心者にとっては、コブの溝の中でスキーがたわむと、ビヨヨーンと弾かれてしまって、たわみが滑りの邪魔をしてしまいます。

でも、スキーのたわみは、使いかたによっては、いろいろな面で滑りを助けてくれます。

私的には、コブのスキー操作で、「コブの頂点で吸収&スキーの先落とし」の次に重要なのが、この「溝でスキーをたわませる」スキー操作だと思っています。


◆スキーをたわませることのメリット
スキーを溝でたわませると、以下のようなイイことがあります。
1. コブから受けるショックをやわらげる
2. 減速できる
3. カービングになってターンの質が高くなる
4. ターンが快感になる


では、順に説明していきますね。


1.コブから受けるショックをやわらげる
その前に、ジャンプする滑り方
さて、コブの溝で板をたわませる滑り方に入る前に、その正反対のコブの受ける部分めがけてジャンプして「ドン、ドン、ドン」とコブを蹴り飛ばしていくような滑り方について考えてみたいと思います。

接雪せず、溝には入らずに、ジャンプして「ドン、ドン、ドン」とコブを滑る滑り方は、各スキー場のコブで良く見かける滑り方ですが、実は私自身、昔はこのような滑り方でした。

この滑り方では、コブから受ける衝撃は、コブにぶつかって着地したその一点に集中してしまいます。
実体験からわかるのですが、このような滑り方だと、腰が痛くなるし、ももに乳酸がたまってパンパンになってしまうしで、体力勝負の滑り方になってしまいます。

特にスピードを出して滑ると、体にかかる衝撃はかなりのものになります。
コブから受ける衝撃に負けまいと一生懸命ふんばるのですが、なんか、コブを攻めているのか、それともスピードコントロールできずにただ単に暴走してしまっているのかわからないような滑りでした。(たぶん後者)

以前はそんな滑り方のせいで、スキーに行った次の日から3日間くらいは、腰とももが極度の筋肉痛でした。(泣)
今は、からだのあちこちにガタがきている中年スキーヤーなので、できるだけ体に負担のかからない滑りをしなくちゃいけないなぁ、と思っています。


溝で板をたわませる滑り方
一方、今回の本題であるコブの溝でスキーをグニャッとたわませる滑り方ですが、この滑り方だとコブにぶつかるショックは分散されて、体にやさしい滑りになります。
スキー板を板バネのように使うので、コブの受ける部分でも「ドンッ」という一点集中の衝撃はなく、わりと静かにスルリとコブをぬけてくれます。

この滑り方だと、滑っている時にコブにぶつかる「ドン、ドン、ドン」という衝撃音は少なくなります。
この滑っている時の「ドンッ」という衝撃音が少ないことが、スキーをたわませて、衝撃を分散できているかどうかのバロメーターになります。



ただ、あまりにも深いコブで無理して板をたわませようとすると、かえってコブから受ける衝撃が大きくなってしまいます。
板をたわませるということは、コブの溝の部分も接雪して滑ることになり、ひいてはコブの深さを最大限に受けてしまうことになります。
そんな大きく深いコブでは無理せずに、次のコブの頂点までジャンプして、深い溝は避けて通った方が良いです。


2 減速できる
スキーをたわますことで、減速することができます。
まず、コブ斜面での一般的な減速方法は、以下の2つがあります。
-コブの落ち込む部分でスキーをずらす
-コブの受ける部分に当たる衝撃を利用する


この2つは、コブを滑っている人なら、だれもが使っている減速方法だと思います。

ズラシコブにぶつかる衝撃による減速以外の、第3の減速方法がスキーをたわませる減速方法です。


フラットな斜面でのたわみは加速
整地のフラットな斜面を滑る場合は、ターンの中盤から後半でスキーをたわませ、ターン終盤から切り替えにかけてスキーのたわみを解放することで、スキーの走りを引き出します。

つまり、整地ではスキーのたわみは加速に使うことができます。

コブ斜面でも、基礎スキーで良く見られるコブのバンクを利用した滑り方では、スキーのたわみがスキーの横方向への走りにつながります。



スキーをたわませる減速法
コブ斜面でのたわみによる抵抗
一方、コブ斜面を縦に滑るモーグルの滑り方では、スキーのたわみを使って逆に減速することができます。
具体的には、スキーをコブの溝に縦に押し込んで、グニャと大きくたわませます
バンクにスキーを押し当ててたわませる基礎スキーの滑り方とは、全く異なる滑り方になります。






少しのたわみでは加速になっていましたが、たわみがある程度以上に大きくなると、それが抵抗になり、けっこうスピードを落とすことができます。
感覚的なものなので言葉にするのが難しいのですが、強く踏み込んで板を大きくたわませると、溝からスキーが抜け出すのにもたつく感じがあります。


ターンによってスキーが横へ向かって減速
溝でスキーをたわますことで、抵抗が増すことに加え、もう一つの減速要素があります。
それは、スキー板がたわむことによって、スキー板がコブの溝で弧を描き、ターンの切り替えで斜め横に切れ上がる方向に向かいます。
下に向かっていく落下スピードが横方向に向かう力へと転化されるので、結果的にスピードを抑えることができます。




3.カービングになってターンの質が高くなる
コブの溝でスキーをたわませることによって、スキーはずれずにカービングの動きをします。
また、コブにぶつかる衝撃が分散されるので、流れのある滑りになります。

あと、自然とスキーをある程度回しこんだ滑り方になります。
スキーを回しこむ意識はなくとも、スキーを溝でたわませると、スキーが溝を抜けていく際に、横方向にたわんだ角度にあわせて反対方向切れ上がり、結果的にしっかりとターンした滑りになります。



下方向のターン弧
一般的にはあまり受け入れられない考え方かもしれませんが、私の考えではコブでのターンの弧は、横方向だけではなく下方向(縦)にもあると考えています。
コブの溝でスキーを下に踏み込むと、スキーはたわんで下方向に弧ができます。
つまり、スキーをまったく横にしないで一直線にコブを滑ったとしても、コブの溝でスキーをたわませ、下方向に弧をつくれば、しっかりターンしていることになると思います。(もちろん先落としと接雪は必須です)

でも、基礎スキーの検定でこのような滑り方をしたら、たぶん良い点はもらえないと思いますが…。






4.ターンが快感になる
整地のカービングターンと同様に、コブ斜面でもカービングで滑ると気持ちがイイです。

私はお気楽なレジャースキーヤーなので、快感を求めることをスキーの最優先事項としています。

向上心や達成感といった崇高な理念でスキーをしているわけではなく、あくまで滑っていて気持ちがイイからといった理由でスキーをしています。
つまり、精神的な達成感で脳みそが満たされることより、快感で体が喜ぶことを優先しています。

もちろんスキーが上手くなりたいのですが、それは、ストイックな向上心とかよりも、上手く滑れればもっと気持ちよく滑れると思うからです。

そんなわけで、コブ斜面でもできるかぎりカービングで滑ろうと思っているのですが、
不規則なコブや深いコブでも無理してカービングで滑ろうとして、結果的にバランスをくずしてしまうことが多いです。




◆スキーをたわませる滑りの実践
では、ここからはスキーをたわませる滑り方の実践方法について説明していきたいと思います。
私の間違った思い込みがあるかもしれませんが、以下、興味のある方はおつきあいください。

スキーを回しこまない
私のイメージでは、スキーがフォールラインに向いたくらいの状態で、コブの溝にスキーを押し込んでグニャッとたわませます。
つまり、スキーは回しこまないようにします
ここが一番重要な点だと思います。




スキーを回しこんだ状態で溝に入ると、溝とスキーを回しこんだ角度が一致してしまうため、溝の中でスキーがほとんどたわまなくなってしまいます



逆に言うと、スキーをたわませたくない場合は、溝の角度にスキーを回しこむ角度を合わせれば良いということになります。


たわませる場合は、スキーを回しこまずに、縦に溝に入ってスキーを踏み込むようにすると、板が溝の角度にクロスするようなアングルで入るので、スキーが大きくたわみます
スキーをフォールライン方向に向けてコブの溝に落とし込んでいくのは、最初はちょっと怖いと感じるかもしれませんが、重要なポイントだと思います。




吸収では脚を曲げた状態を長めにキープ
スキーがコブの溝にさしかかったあたりで、グッと脚を伸ばしてスキーをたわませます。
その前のコブの頂点を越えて落ち込む部分では、脚はあまり伸ばさずに、ある程度曲げたままの状態をキープしておくことが重要になります。

それは、直前のコブの吸収動作の後、コブの落ち込む部分で溝に入る前に脚を伸ばしきってしまうと、溝で脚を伸ばせなくなってしまうからです。

次のコブが迫ってきて恐くて脚を伸ばしたくなりますが、曲げたままがまんし、溝のところでグッと脚を伸ばす感じが良いのではないかと思います。




あと、溝に入る前に脚を伸ばしきってしまい、溝で結果的にスキーがたわんでしまった場合、そのたわみによってビヨヨーンと弾かれてバランスを崩してしまうことが多くなります。

一方、溝に入る前に脚を曲げておいて、溝で能動的に脚を伸ばしてわざとスキーをたわませた場合は、スキーのたわみの反動を受けてもバランスを崩しにくいです。

たぶん多くの方が経験則的に、この点は理解できるかと思います。



接雪する
当然ですが、接雪していなければスキーを溝でたわませることはできません。
そのため、コブを乗り越えた後、スキーの先落としができている必要があります。

まだスキーの先落としが苦手な場合は、まずは先落としができるようになることが先決です。
ステップバイステップでがんばりましょう。



スキーのトップは
スキーのトップが次のコブの受ける部分に接触し、だいたいブーツの先端がコブの溝に入ったくらいの位置で、脚を伸ばして踏み込むようなタイミングでスキーをたわませるのが良いかと思います。

特に、スキーのトップを溝にねじこんでスキーをたわませると、スキーが大きくたわみ、カービングの純度も高くなります。



ただ、コブによってはズラシによって鋭く横にえぐれた溝になっている場合がよくあります。
そんなエグイ形の溝では無理にトップをねじ込むとバランスを崩すので、ちょっとトップを浮かせ気味に入ったほうが良いです。
下の図のように、コブの落ち込む部分と、次のコブの受ける部分をスキーで橋渡しする感じです。
スキーで橋渡しして、ブーツが溝の上に達したところで、スキーを踏み込むと、スキーが大きくたわみます。






●脚を伸ばす方向
脚を伸ばす方向を変えることにより、ターン弧の深さや、スピードを調整することができます。

横に脚を伸ばす
減速したい場合やスピードをコントロールしたい時、またはターンを回しこみたい場合は、溝で横方向に脚を伸ばします。
そうすると、エッジを使った滑りになって抵抗が大きくなり、減速が大きくなります。
また、スキーのたわむ方向が横方向になるので、溝を抜ける際にスキーが横方向に進み、結果的に下に落ちていくスピードは減速します。

あと、コブが深い外側のラインを通るようにすると、スキーがより大きくたわみ、大きく減速します。






下に脚を伸ばす
あまり減速したくない場合や加速したい場合、溝で真下にスキーを踏みます。
エッジを使わず、滑走面を雪面に押し付けることで直線的なターンになり、それほど減速はしません。
下方向にスキーがたわむため、ターンは切れ上がらずにフォールライン方向に落ちていく滑りになります。

実際のところは、コブと溝の形状で若干横方向に向かうようにスキーは動き、結果的に浅い弧のターンになることが多いです。






スピードと回しこみの組み合わせで脚を伸ばす方向を決める
上記のように、脚を横に伸ばすと、スピードは遅くなり回しこんだターンになります。また、下に脚を伸ばすと減速要素は少なくなり、直線的なターンになります。

スピードを出したいか、それとも減速したいか、また、ターン弧を深くしたいか、浅くしたいかによって、足を伸ばす方向を、横、下、斜め横など、調節してきます。

さらに、スキーを踏み込む強さの強弱によって、スキーのたわみの大きさを調整し、その時のコブの状況に調和したターンに修正していきます。


●コブの深さによる違い
コブの大きさによっても、脚を伸ばす方向は変わってきます。
コブが深く育つにしたがって、横方向に脚を伸ばす角度を小さくしていく感じになります。

小さいコブ
できはじめの小さく浅いコブでは、溝でスキーを真下に踏んでもスキーはあまりたわみません。
コブの受ける部分の抵抗が小さいので、スキーを真下に踏んだ直線的なラインでは、減速が難しくなってしまいます。

こんなコブでは、コブの落ち込む部分でスライドして減速するのが一般的ですが、スキーを溝でたわませる方法もあります。
横方向に脚を伸ばして溝でスキーをたわませ、切り替え時にスキーが横方向に切れ上がるようにすればスピードをコントロールできます。

イメージ的には基礎スキーの整地中~緩斜面のカービングショートターンのような感じに近いです。



ただ、ターンの切り替え時に体とスキーのクロスオーバーがでてくるので、滑りの難易度は高くなります。

この滑り方は、デラがけしすぎて緩いウェーブのようになってしまったモーグルコースでも有効です。



中くらいのコブ
コブの溝で斜め横方向に脚を伸ばします。




深いコブ
深いコブでは、溝でスキーを真下に踏みます。
溝で横方向に脚を伸ばすと、抵抗が大きくなりすぎて、バランスを崩したり、減速しすぎてしまいます。

深いコブでは、コブの受ける部分での衝撃による減速も大きくなるので、たわみは減速というより、コブから受けるショックを和らげるのに使う感じになると思います。

コブから受ける減速要素が大きいので、小さいコブの時のように脚を横に伸ばして横にターン弧をつくる必要は少なくなります。

左右のバランスの要素は少なくなる代わりに、コブの凹凸は大きくなるので、そのぶん前後のバランスにフォーカスした滑りになります。




◆スキーをたわませることのデメリット
コブで板をたわませるのは、イイことばかりではありません。
下記のようなこまったことがあります。

1. スピードが遅くなってしまう
2. コブにはじかれてしまう
3. 板をたわませにくい形の溝がある


では、また順番に見ていきましょー。

1.スピードが遅くなってしまう
前述のメリットのところで「減速できる」と書きましたが、その逆がこれです。

特に緩斜面のコブで、1つ1つのコブの溝でスキーをたわませると、かなり遅くなってしまい、なんだかまどろっこしく感じてしまうことがあります。

スピードを重視する場合は、いちいち溝で板をたわませるより、溝は飛んで、コブの頭を「トン、トン、トン」と滑った方がずっと速くなります。

スピードを出すことを重視する場合は、接雪してスキーをたわませることをかなり犠牲にして滑ることになるかと思います。

あとは、溝でスキーのふみこみを弱くすれば、スキーのたわみが少なくなるので、減速してしまうのを減らすことができます。



通るラインとしては、コブの溝の一番内側を通ると減速が少なくなります。
溝とコブが浅い部分なのでスキーはあまりたわまず、コブから受ける衝撃も少ないので、それほど減速しません。(深いコブでは、内側を滑っても十分溝が深くなりますが…)

私はえらそうなことを書いていますが、実はけっこう下手っぴなので、溝の小さい内側のラインを直線的に滑ると暴走になってしまうことがよくあります。




2.コブにはじかれてしまう
コブ初心者の場合は、溝でスキーをたわませようとすると、かえってはじかれたり、すっぽ抜けてしまうことが多いかもしれません。
すっぽぬけてしまうのは、ポジションが後ろだからですが、意識して板を溝でたわますのは、後傾を克服してからにしたほうが良いかと思います。


また、上級者でも、コブの受ける部分でスキーを前に送り出すような操作をしていることがあると思います。
スキーを前に送り出すことで、コブでスキーのトップがつまってしまうのを防いだり、コブから受けるショックを逃がすことができます。

特に、春の湿った重い雪では有効なことがあります。

でも、このような滑り方をする場合、スキーをたわませることで板が先に走りすぎてしまい、すっぽ抜けてしまうことが多くなります。

そのため、板を前に送り出す操作と、意識的に溝でたわませる操作は、相性が悪いコンビネーションになります。
板をたわませる場合は、スキーを体の下にキープする滑り方が適しています。


3.板をたわませにくい形の溝がある
スキーを横に振ってスライドしてできた横向きの溝は、スキーをたわませるのが難しいです。

人工雪のスキー場の、カリカリのアイスバーンに多い形のコブです。

このようなコブ斜面で、スキーを溝で縦に踏み込むと、溝の形に合わせてグルンと板が急に回って、ヒザや股関節を痛めてしまうことがあります。
そんなコブでは無理して板をたわませようとせず、コブの形に合わせて、スライドして滑った方が安全です。



また、深すぎる溝の場合も、スキーをたわませるのが難しくなります。
深いコブでスキーをたわませるということは、深い溝の底までスキーを押し付けるということなので、コブの深さを最大限にくらってしまいます。

そんな深い溝は、無理してスキーをたわませようとせずに、次のコブの頂点までジャンプしてしまったほうが楽です。

つまり、コブによって滑り方を変えていくことが必要になります。



まあ、そもそも論的な話になってしまいますが、結局のところコブ斜面の滑り方というのは、「コブの形やライン、雪質等に合わせて適切な滑り方をする」という一言で要約できてしまいます。

コブ斜面は千差万別で、同じスキー場の同じコースであっても、雪質やコブの形は刻々と変化します。
その状況に合わせて滑り方を変えていくのが正しく、どの斜面でも使える絶対な滑り方は無いように思います。
そのため、ある一つの滑り方に固執してしまうと、かえってコブが難しくなってしまいます。

でも、「コブに合わせて滑る」の一言ですませてしまうと、コブの滑り方についていろいろとごたくをならべる意味はなくなってしまいますね。
ここまで他の記事も含め長々と書いてきたことはいったいなんだったんでしょうね? ということになってしまいます。

まあ、今書きながらそんなことも思ってしまいますが、ここでは平均的なわりと整ったコブを対象にしていますので、そのへんはご了承いただければと思います。


◆コブでスキーをたわませるのに適したスキー板
さて、ここまで読んだ方はお気づきかと思いますが、コブの溝でスキーをたわませるのに適したスキー板は、柔らかくてちょっと長めの板です。


つまり、少し長めのモーグル用スキー板が一番使いやすいです。

硬めのスキーでもできないことはないのですが、柔らかいスキーの方がたわませやすいです。
また、柔らかい板だと、たわみの反動が少ないので、はじかれてしまうことが少なくなります。

さらに、長めのスキーだとトップが早い段階で次のコブにとどくため、溝でスキーを踏み込むタイミングが多少ルーズでも、スキーがたわんでくれます。

また、たわんだ際の前後のバランスもとりやすいです。


私は、コブの溝でスキーをたわませるために、モーグル用の板を使っています。

コブの溝でスキーをたわませない滑り方、例えばコブの落ち込む部分で回しこんでスライドさせる滑り方や、コブの頭めがけてジャンプする滑り方、また、バンクを利用した滑り方等を主体にしている場合、モーグル用のスキー板を使うメリットはあまり無いのではないかと思っています。

モーグル用のスキー板は、比較的柔らかく、サイドカーブがほとんどないので、フラットな整地での使用には適していません。
また、細いのでパウダーも苦手です。

そんな凡庸性のない板をわざわざ使っているのは、コブの溝で板をたわませやすいからです。

サイトカーブがほとんど無い、他の板に比べて柔らかいモーグル用の板は、コブの溝でたわませることによってカービングになり、板のメリットを生かせると思います。




おまけ:
ひさしぶりに人形を使って撮影してみました。
長いこと人形の撮影をしていなかったのは訳があります。
部屋の隅に粘土で作ったコブ斜面の模型をおいていたのですが、ただでさえ狭い部屋が、なおさら狭くなってしまい、うちのかみさんにしかられてしまいました。

それで、コブ斜面をベッドの下の奥のほうにしまいこんでしまいました。
いったん奥のほうにしまってしまうと、なかなか出して撮影するのがおっくうになってしまいます。
そんなわけで、長いこと人形を使っての撮影はさぼっていました。
ごめんなさい。

これじゃいけないと思い、今回、意を決してコブ斜面をベッドの下から引っぱりだして人形の写真を撮りました。
かみさんにまた怒られそうで恐いです。



おわり

◆目次はこちら









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目次
INDEX

下の各項目からもご覧いただけます
コブの滑り方
■ 脚は少し曲げておく
■ 目線は重要
■ かかと加重を重視する
■ スタンスと前後差について
■ 基礎スキーヤーがモーグル的に滑るには
■ 吸収動作を長くキープする
■ モーグルのストックワーク (1)
■ モーグルのストックワーク (2)
■ モーグルのストックワーク (3)
■ スイッチバック
■ 背筋を伸ばす
■ 秘技!! スライド&ジャンプ
■ 吸収動作が必要なわけ
■ 吸収動作によるスピードアップ
■ 1つの動作で吸収と先落としをする
■ 吸収はヒザを意識する
■ 腰はスキーと同じ方向に向ける
■ 吸収動作による前後のバランスの調整
■ 吸収を行わない滑り方
■ 肩の逆ローテーション
■ ダブルストックを使うには
■ 縦の溝コブで減速するには
■ コブの溝でスキーをたわませる
■スキーの先落としと関節の動き
■吸収と伸ばしのタイミング
■ 足首の角度とポジションの関係
■ 左右非対称のコブとスライド
■ レベルによるストックワークの違い
■ スキーの先落しの角度とスピードコントロール
■ 静かなストックワーク
■ ボール状の凹みを通るライン
■ 外側の肩を下げる動きについて
■ スキーの縦の動きと練習について
■ コブ初心者 (1) どこを通る?
■ コブ初心者 (2) フォールライン方向にずらす
■ コブ初心者 (3) 上体をフォールライン方向にキープ
■ コブ初心者 (4) 脚のかまえ
■ コブ初心者 (5) それではコブを滑ってみよう・前編
■ コブ初心者 (6) それではコブを滑ってみよう・後編
■ コブ初心者 (7) スキー板と練習するコブ斜面
■ 春の巨大コブを省エネで滑る方法
■ 滑り方によって変化する谷回りと山回り
■ コブ中級者への道 (1) プロペラと逆ひねり
■ コブでおじぎを防ぐには
■ コブ中級者への道 (2) スライドする方向を変える
■ コブ中級者への道 (3) コブでスキーが開いちゃう
■ 上体を前に移動させる
■ コブ頂点のポジション
■ 基本ポジション
■ コブの滑り方で変わる前傾角度
■ 腰と下っ腹の意識
スキー場
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