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コブやモーグルについて思ったことをダラダラとつづっています。
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高畑スキー場のコブ(ブラックコース)









遠いけど毎年必ず一度は行く、お気に入りのスキー場です。
私の経験では、いままで高畑スキー場に行って後悔したことは一度もありません。

スノーボード禁止のスキー専用スキー場です。
近くにある南郷スキー場はスノーボード、高畑スキー場はスキーと、住み分けができているようです。

斜面構成
全体的に適度な中斜面が主体で、斜面のネジレも少なく、また、ダラダラした緩斜面も少ない、とてもクオリティーの高い斜面です。
高速道路を下りてからが遠いため、休日でもわりと空いていて、快適にロングターンが楽しめます。
コブ斜面もいくつかあるので、その時の雪質と気分で選べます。

高畑スキー場は快適で広い中斜面が主体です。
高畑スキー場下部正面の中斜面










コブ斜面

コブ斜面は3つあります。

スーパーブラックコース
一番長いコブがスーパーブラックコースで、約400メートルくらいコブ斜面が続きます。
全体的にネジレのない中斜面で、ラインはそろっています。
コブのピッチは長めで、バンクコブが多いです。
斜面の端にはコブの無い部分もあるので、初心者でもチャレンジ可能です。
高畑スキー場ブラックコース









ブルーセンターコース上部

このスキー場では一番急なコブ斜面になります。最大斜度は 25 度くらいかと思います。
長さは100mくらいで、横に振った形のコブができます。


レッドコース
モーグルコースが設けられています。
斜度は20~15度位の中斜面。直線的なラインでモーグルには最適なコースとなっています。コブの形も整っていて、整備も行き届いているので、気持ちよく滑れるコブです。
コブのラインは通常2つ位あります。
モーグラーのマナーも良く、気持ちよくコブを楽しめます。
高畑スキー場モーグルコース上から








高畑スキー場モーグルコース下から











コブ斜面番外編

あと、ブラックコース下部の端、リフト沿いにもコブのラインが1本か2本できることがあります。
斜度はあまり無いのですが、直線的な細かいピッチの縦コブ ラインなので、基礎系の滑りでは難しいコブの形状になります。
高畑スキー場下部ブラックコース脇のコブ









アクセス
とにかく高速おりてからが遠い!!
普通に走って西那須野塩原 IC から 2 時間くらいかかります。
道路に雪がつもってる日には高速おりてから 3 時間以上かかってしまうこともあります。
だからこそこんなにいいスキー場が空いているのでしょうね。

高速は東北道の西那須野塩原ICと日光高速の今市ICで下りる2とおりのルートがあります。

西那須野塩原IC を利用した方が少しだけ近い気がします。

西那須野塩原IC経由の道順
高速を下りて塩原温泉方向へ向かいます。
塩原温泉の手前は山道でクネクネとしたワインディングロードが続きますが、1月2月でも雪が積もっていることは少いです。
塩原温泉を過ぎたあたりから標高が急に高くなり、道路に積雪がある可能性は高くなります。特に尾頭トンネルの先は凍結していることが多いので気をつけましょう。
スタッドレスをはいていない場合は塩原温泉の先でチェーンを装着することをお勧めします。
栃木県から福島県に入ってしばらく行くと「大倉戸」のT字路に差し掛かります。ここで高杖スキー場は左、だいくらスキー場は右へ行きます。
高畑スキー場は一般的にはここで左なのですが、左の高杖スキー場方面は曲がりくねった峠道で道幅も狭いです。路面に雪があるときは、右の台鞍山方面経由で行くほうがかなり楽です。時間的にも同じくらいなので、だいくらスキー場方面から行くことをお勧めします。


欠点
とにかく高速を降りてからが遠いです。これにつきます。
昔「陸の孤島」とか「秘境」とか言われていた桧枝岐村まであと少しのところまで行かなくてはなりません。



余談ですが...快適なトイレについて
高畑スキー場トイレハウス1









私が行ったことのあるスキー場の中では、ここのトイレはダントツ1位の快適性です。
中規模のスキー場にも関わらず、センターハウスの横の別棟のトイレハウスは、ちょっとしたレストハウス並みの大きさがあります。
センターハウスや駐車場にもトイレはあるので、ここのトイレハウスはいつもガラガラで貸切状態。
これでウォシュレットが付いていればなにも言うことはありません。
スキー場のトイレが混んでいて並んだりすると、それだけでかなりスキー場に対する印象はマイナスですよね。
たしかにトイレで行くスキー場を選ぶわけではないですが、そういった細かな部分も含め、トータルで満足度の高いスキー場になっているのかと思います。
高畑スキー場トイレハウス2








高畑スキー場トイレハウス3











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温泉
高畑スキー場のある南会津地方は、温泉には事欠きません。

小豆温泉 窓明の湯
高畑スキー場すぐ近くにある小豆温泉「窓明の湯」はスキー客で結構混んでます。
泉質もあまり温泉らしくなく、鮮度も低く感じました。
施設も日帰り温泉センター風で趣きがありません。
便利ではありますが、2度と行くことはないと思います。

※窓明の湯は 2015年3月で休業になりました。


桧枝岐温泉(燧の湯)
高畑からさらに車で20分くらい奥へ進むと、以前は秘境と言われていた桧枝岐村があります。
ここにも2つ日帰り温泉施設があります。
燧の湯は温泉の成分が濃厚で、かつかけ流しの量も多く、多くの人が入っている場合でも、泉質の劣化は少ないです。

帰り道の逆方向になってしまうので、ちょっと遠回りになってしまいます。

燧の湯
料金 500円
営業時間: 9:00~21:00(11~4月)、6:00~21:00(5~10月、年末年始)
住所:福島県南会津郡檜枝岐村上ノ台 208-1





桧枝岐温泉(駒の湯)
桧枝岐にもう一つある日帰り温泉施設の駒の湯は、燧の湯に比べて小さめですが、そのぶん空いていてのんびり温泉を楽しめます。

かけ流しの量は多いのですが、泉質は特徴はなく、温泉ぽさは少ない印象です。

駒の湯
料金 500円
営業時間:12:00~20:00
住所:福島県 南会津郡檜枝岐村 下ノ原839-1



古町温泉赤岩荘
高畑スキー場の帰り道、15分くらい車を走らせた伊南村のはずれに古町温泉はあります。
このへんでは1番のお勧めの温泉です。
地元密着型の温泉施設で、以前は値段は 300 円ちょっと位と安かったのですが、最近休憩も含めて 600円という料金体系になってしまい、とても残念です。

お湯の成分は大変濃く、空気にふれると鉄分で茶色に濁ります。
内湯と露天風呂があり、内湯から露天風呂に移動するには外を通らなくてはならないので、いちいち服をきるのがめんどくさいのが難点。
内湯は新鮮な湯があふれているので、薄い色ですが、空気に多く触れる露天は茶色です。


古町温泉赤岩荘
営業時間: 9:30~20:00
住所:福島県南会津郡南会津町古町字太子堂186-2

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木賊(とくさ)温泉広瀬の湯
高畑スキー場から車で 20 分くらいの山の中に、木賊温泉という小さな温泉街があります。
川沿いには無料の共同浴場がありますが、混浴です。
道路沿いにも日帰り温泉の「広瀬の湯」があり、300 円と格安です。
広瀬の湯の泉質は無味無臭であまり特徴はありませんが、かけ流しで新鮮です。
周りには温泉宿が数件あるだけの山の中なので、いつも空いているのがいいところです。
道路に雪が残っている時期にとくさ温泉までの山道を登っていくのは結構たいへんです。道路の雪が消える3月になってからであれば比較的楽にアクセスできるのではないでしょうか。

広瀬の湯
営業時間: 15:00~20:00
住所:福島県南会津郡南会津町宮里

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里の湯 (電気屋さん温泉)
里の湯は、南郷村の電機屋さんにある、小さな日帰り温泉です。
私は勝手に「電気屋さん温泉」と呼んでいます。
高畑スキー場から台鞍スキー場方面を経由して帰る場合は、帰り道の途中にあるので、立ち寄りやすい温泉です。
湯船は4人入ればいっぱいの大きさです。
料金は 350 円。
近くにある温泉施設「きらら」の駐車場には、南郷スキー場帰りの車が溢れかえっているときでも、こちらの温泉は空いていて、貸切状態になることも多いです。
泉質は古町温泉に似た鉄分を含む茶色い湯です。


里の湯の外観。どう見ても普通の電気屋さんですね...。
電気屋さん温泉










里の湯
営業時間: 10:00~21:00
住所:福島県南会津郡南郷村大字山口字村上798-9

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おわり


◆目次はこちら








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目次
INDEX

下の各項目からもご覧いただけます
コブの滑り方
■ 脚は少し曲げておく
■ 目線は重要
■ かかと加重を重視
■ スタンスと前後差
■ 基礎スキーヤーがモーグル的に滑るには
■ 吸収動作を長くキープ
■ モーグルのストックワーク (1)
■ モーグルのストックワーク (2)
■ モーグルのストックワーク (3)
■ スイッチバック
■ 背筋を伸ばす
■ 秘技!! スライド&ジャンプ
■ 吸収動作が必要なわけ
■ 吸収動作によるスピードアップ
■ 1つの動作で吸収と先落としをする
■ 吸収はヒザを意識する
■ 吸収動作による前後のバランスの調整
■ 吸収を行わない滑り方
■ 肩の逆ローテーション
■ ダブルストック
■ 縦の溝コブで減速
■ コブの溝でスキーをたわませる
■スキーの先落としと関節の動き
■吸収と伸ばしのタイミング
■ 足首の角度とポジションの関係
■ 左右非対称のコブとスライド
■ レベルによるストックワークの違い
■ スキーの先落しの角度とスピードコントロール
■ 静かなストックワーク
■ ボール状の凹みを通るライン
■ 外側の肩を下げる動きについて
■ スキーの縦の動きと練習について
■ コブ初心者 (1) どこを通る?
■ コブ初心者 (2) フォールライン方向にずらす
■ コブ初心者 (3) 上体をフォールライン方向にキープ
■ コブ初心者 (4) 脚のかまえ
■ コブ初心者 (5) それではコブを滑ってみよう・前編
■ コブ初心者 (6) それではコブを滑ってみよう・後編
■ コブ初心者 (7) スキー板と練習するコブ斜面
■ 春の巨大コブを省エネで滑る方法
■ 滑り方によって変化する谷回りと山回り
■ コブ中級者への道 (1) プロペラと逆ひねり
■ コブでおじぎを防ぐには
■ コブ中級者への道 (2) スライドする方向を変える
■ コブ中級者への道 (3) コブでスキーが開いちゃう
■ 上体を前に移動させる
■ コブ頂点のポジション
■ 基本ポジション
■ コブの滑り方で変わる前傾角度
■ 腰と下っ腹の意識
■ 先落としにトライしてみよう Part 1
■ 先落としにトライしてみよう Part 2
■ コブの衝撃に強いポジション Part 1
■ コブの衝撃に強いポジション Part 2
■ 腕の構え
■ コブで動きを止めない滑り Part1
■ コブで動きを止めない滑り Part2
■ ストックワークと腕の動き
■ コブに乗り上げていくところの脚の動き
■ コブを片足で滑ってみる
■ 重心とスキーの回転
■ パウダーとコブの共通点 Part 1
■ パウダーとコブの共通点 Part 2
■ スキーのたわみでコブから受ける衝撃をやわらげる
■ 負の連鎖 Part 1
■ 負の連鎖 Part 2
■ 負の連鎖 Part 3
■ 負の連鎖 Part 4
■ テールジャンプ Part 1
■ テールジャンプ Part 2
■ テールジャンプ Part 3
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