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コブやモーグルについて思ったことをダラダラとつづっています。
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いいづなリゾートスキー場上部サミットコース















長野市民ご用達のスキー場で、駐車場に止まっている車の 8~9割は長野ナンバーです。
このあたりの地元のモーグラーは、ここに集まるようです。
全体的なレベルは高く、コブのラインも整っています。

周囲にはメジャーなスキー場がたくさんあるので、東京、大阪、名古屋などからわざわざここに来る人は少ないです。
ですが、週末でも比較的空いているし斜面もいいので、遠方からでも訪れる価値はあるでしょう。



積雪
豪雪地帯ではありませんが、雪不足になることは比較的少ないようです。
雪の降り始めが早いシーズンであれば、年末には十分コブが滑れるほどの積雪があります。

隣には長野オリンピックでモーグルが行われた飯綱高原スキー場があります。
この飯綱高原スキー場は、近年慢性的な雪不足です。
飯綱リゾートは飯綱高原スキー場から車で3分くらいの距離なのですが、積雪量は飯綱リゾートが圧倒的に多いです。本当に「こんなに近いのに、
どうしてこんなに雪の量が違うの?」と思うくらいの積雪量に差があります。


コブ斜面

こぶ斜面サミットコース












コブ斜面は頂上のサミットコースです。
斜度はだいたい 20 度くらいでしようか。ゆるすぎず、急すぎず。ねじれや斜度変化も少なく。非常にバランスのとれたコブ斜面です。

私が思うに、急すぎるとスキーを横にふったり、ズラシで減速したりして、攻撃的な滑りが難しくなり、守り一辺倒の滑りになってしまいます。
また、斜度がなく、ゆるすぎる斜面では簡単すぎて加速だけの攻撃オンリーの滑りになります。これもまた面白くない。

もちろんスキーヤー個々のレベルにもよりますが、モーグルに適した斜度というのがあると思います。
攻めと守りのバランスがとれている斜面が攻略する上でも面白い斜面の条件です。

飯綱リゾートは、スキー場全体の斜面が東向きなので、夜間に硬く凍った雪がゆるむ時間が比較的早いです。
午前中には適度な緩みが出て、攻めの滑りが早い時間帯から可能になるのも良い点でしょう。


駐車場
スキー場のベース直下と、スキー場下部の斜面沿いにあるので、駐車場からスキー場まで歩く距離は極めて少ないです。
車に戻って一服するのにも便利です。駐車スペースも広く、お正月などのピーク時でも満車で入れなくなるようなことはないでしょう。
駐車料金は無料。


リフトチケット
時間券があるので、「朝10時に滑り初めて、午後3時に終わる」なんてこともできます。
午前と午後に分かれた普通の半日券よりとても便利。
この点も長野市民に支持される理由なのでしょう。

あと、リフトチケット購入にクレジットカードが使えます。
私はクレジットカードのポイントをチマチマとためているので、これはうれしいです。


アクセス

上信越自動車道の長野インターを降りてスキー場まで約 40 分くらいかかります。
長野市内を通らなくてはならないのが、1番のネックで、特に帰り道で渋滞に巻き込まれる率が高いです。
峠道は、長野オリンピックの時に整備された新しい道なので、危険な箇所は少ないです。


温泉
スキー場の近くにお勧めの温泉がないのが残念なところです。
長野インターから車で5分くらいのところに、いい温泉が2つあります。
高速に乗る前にお勧めです。

お勧め温泉#1 国民宿舎松代荘
温泉成分に鉄分と塩分が多く含まれています。
湯船は鉄分のため茶色に濁っていて、湯船の周りは温泉成分が堆積してガチガチになっています。
井戸水を沸かしただけのようなインチキ温泉が多い中、「これぞ温泉」といったとても濃い成分のこの温泉は貴重な存在です。
近隣の人たちが日帰り入浴にくるので、けっこう混んでいるのが難点でしょうか。
まあ、温泉大国の長野県民に支持されているということは、それだけいい温泉ということです。
露天風呂もあります。
入浴料 500円
営業時間: 10:00~22:00
住所:長野県長野市松代町東条3541番地


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お勧め温泉#2加賀井温泉一陽館
こちらも松代荘とほぼ同じ泉質で、鉄分を多く含んでいます。
露天風呂は茶色に濁っていますが、内風呂は緑ともグレーともいえないような色です。
内風呂はとくに大量にかけ流しになっているので、お湯が酸化して茶色くなる前に流れ出てしまいます。
というわけで、「成分が濃い+新鮮」で泉質としてはまちがいなく最上級でしょう。
特に内風呂は昔の湯治場の雰囲気が濃く残っていて、一見の価値があります。

湯治用温泉なので、洗い場がなく湯船につかるだけになります。
そのため、スキー帰りにはちょっとつらいです。

入浴料 300円
営業時間: 8:00~20:00
住所:長野県長野市松代町東条55


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おわり

◆目次はこちら







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目次
INDEX

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コブの滑り方
■ 脚は少し曲げておく
■ 目線は重要
■ かかと加重を重視
■ スタンスと前後差
■ 基礎スキーヤーがモーグル的に滑るには
■ 吸収動作を長くキープ
■ モーグルのストックワーク (1)
■ モーグルのストックワーク (2)
■ モーグルのストックワーク (3)
■ スイッチバック
■ 背筋を伸ばす
■ 秘技!! スライド&ジャンプ
■ 吸収動作が必要なわけ
■ 吸収動作によるスピードアップ
■ 1つの動作で吸収と先落としをする
■ 吸収はヒザを意識する
■ 吸収動作による前後のバランスの調整
■ 吸収を行わない滑り方
■ 肩の逆ローテーション
■ ダブルストック
■ 縦の溝コブで減速
■ コブの溝でスキーをたわませる
■スキーの先落としと関節の動き
■吸収と伸ばしのタイミング
■ 足首の角度とポジションの関係
■ 左右非対称のコブとスライド
■ レベルによるストックワークの違い
■ スキーの先落しの角度とスピードコントロール
■ 静かなストックワーク
■ ボール状の凹みを通るライン
■ 外側の肩を下げる動きについて
■ スキーの縦の動きと練習について
■ コブ初心者 (1) どこを通る?
■ コブ初心者 (2) フォールライン方向にずらす
■ コブ初心者 (3) 上体をフォールライン方向にキープ
■ コブ初心者 (4) 脚のかまえ
■ コブ初心者 (5) それではコブを滑ってみよう・前編
■ コブ初心者 (6) それではコブを滑ってみよう・後編
■ コブ初心者 (7) スキー板と練習するコブ斜面
■ 春の巨大コブを省エネで滑る方法
■ 滑り方によって変化する谷回りと山回り
■ コブ中級者への道 (1) プロペラと逆ひねり
■ コブでおじぎを防ぐには
■ コブ中級者への道 (2) スライドする方向を変える
■ コブ中級者への道 (3) コブでスキーが開いちゃう
■ 上体を前に移動させる
■ コブ頂点のポジション
■ 基本ポジション
■ コブの滑り方で変わる前傾角度
■ 腰と下っ腹の意識
■ 先落としにトライしてみよう Part 1
■ 先落としにトライしてみよう Part 2
■ コブの衝撃に強いポジション Part 1
■ コブの衝撃に強いポジション Part 2
■ 腕の構え
■ コブで動きを止めない滑り Part1
■ コブで動きを止めない滑り Part2
■ ストックワークと腕の動き
■ コブに乗り上げていくところの脚の動き
■ コブを片足で滑ってみる
■ 重心とスキーの回転
■ パウダーとコブの共通点 Part 1
■ パウダーとコブの共通点 Part 2
■ スキーのたわみでコブから受ける衝撃をやわらげる
■ 負の連鎖 Part 1
■ 負の連鎖 Part 2
■ 負の連鎖 Part 3
■ 負の連鎖 Part 4
■ テールジャンプ Part 1
■ テールジャンプ Part 2
■ テールジャンプ Part 3
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