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コブやモーグルについて思ったことをダラダラとつづっています。

今回は、モーグルではどんなグローブが適しているかを考えてみます。

基礎スキーやアルペンに比べ、モーグルでは薄手の敏感なグローブが適していると思います。
それは、モーグルは基礎スキーやアルペンよりも、ストックワークが滑りに与える影響が大きいので、シビアなストックワークの感覚が要求されるからです。


◆コブではストックワークが重要
コブ斜面では整地よりストックの役割が重要ですよね。

整地のストックワークは、ショートターンでは主にリズムをとるために使っているだけで、あまり強く突くことはありません。
また、ロングターンでは、ストックはジェスチャーだけで、実際にはストックを突かないケースも多いです。

コブ斜面では、ストックを突くことによってバランスをとったり、上体のブロックを作ったり、ダブルストックで減速したり、といろいろな場面で大活躍です。(「コブの裏側をストックで押して加速する」という人もいますが、それはちょっと…あまり意味がないかなぁと思います。)


◆モーグルのグローブで重視するのは
私は、グローブにはある程度お金はかかってしまいますが、しっかりしたものを選ぶようにしています。
いままでの経験から、ワゴンセールなどの安物は、やっぱりそれなりで、結局スキー場で不快な思いをすることになります。
最低限の品質はクリアしている前提として、モーグルのグローブの選び方は、以下のポイントを重視しています。

1. 薄手で敏感なこと(重要)

2. グローブ自体が、物を握っているように成型されていて、ストックを握っていても疲れないこと(重要)

3. 温かいこと

4. 防水がしっかりしていること

5. 耐久性があること




1.薄手で敏感なこと
モーグルではシビアなストックワークが要求されるので、モーグルで使うグローブは、薄くて敏感なグローブが適していると思います。
でも、スキー用のグローブってロボットみたいで厚手で、ストックを握った感覚が鈍いんですよね。それがどうも好きになれなくて…。

スキー用のグローブで良いものが見つからなかったので、以前はバイク用のグローブブレスサーモ インナーニットグローブを入れて使用していました。
でも、やっぱり薄手のバイク用グローブでは寒い!! 吹雪の日は指先が冷たくなってしまいます。(>_<)



2. グローブ自体が、物を握っているように成型されていて、ストックを握っていても疲れないこと
グローブの指の部分が真っすぐに作られていると、ストックのグリップを握っているだけで疲れて、握力がなくなってしまいます。
また、物によっては、コブシの指の付け根の骨が、グローブの甲の部分に当たって痛いことがあります。

また、指が真っすぐなグローブは、ストックのグリップを握ると、グローブの手のひらの部分の皮がよれて、グリップのフィット感が悪くなってしまいます。

↓ このように指が真っすぐなグローブは、ストックのグリップを握っているだけで疲れてしまいます。また、フィット感も悪いです。
疲れるグローブ






3. 温かいこと
温かいことは、前述した「薄手で敏感なこと」とは相反するので、どの辺で妥協点を見出していくかの判断で、けっこう迷います。
できれば、予備として寒い日用に厚手のグローブもあればいいのですが…。
予算的になかなか難しいですね。


4. 防水がしっかりしていること
多くのスキー用グローブが重要視しているポイントです。
ある程度の値段以上のグローブなら、ゴアテックスなどの素材を使用し、基準をクリアしています。


5. 耐久性があること
耐久性については、やはりレザー(皮)のグローブが優れています。
オイルをしっかり塗っておけば、5年位は使えます。
また、レザーは、防水の耐久性も優れています。





◆いざ、お茶の水スキー街へ
去年、上記のような基準を満たすスキー用のグローブを探しに、お茶の水のスキー街へ繰り出しました。
お茶の水のスキー街は、昔のにぎやかさは影をひそめましたが、それでも世界一大きいスキー用品街。

「ここなら、探していたグローブが見つかるかもしれない。」

向かったのはビクトリア。
お茶の水で一番大きいお店なので、たぶんグローブの品揃えも日本一だと思います。

ビクトリアのグローブ売り場で、端から順にほとんど全てのグローブを手にはめて試着?してみました。
ほとんどのグローブは、厚手で握った感覚が鈍く、好みではありませんでした。
モーグル用として、お店の人が勧めてくれたグローブも、ストックを握っているだけで疲れそうなグローブでした。


これに決めた!ヘストラ スリー フィンガー フルレザー
唯一、グローブをはめた瞬間「これはいける!」と思ったのは、意外にもヘストラ スリーフィンガー フルレザーです。
PC300004.jpg









ご覧のとおりミトン形状ですが、皮が軟らかいため、見かけ以上にストックのグリップを握った感触が敏感に伝わってきます。

また、人差し指が独立しているため、ブーツのバックルを調整したりなどの作業も可能です。
あと、ミトンながら、じゃんけんもできます。(^_^;)
ヘストラ スリーフィンガーフルレザー2







インナーは普通の5本指なので、それほど違和感もなく使えます。
また、インナーは取り外して洗えるのも、実用的なポイントです。
ヘストラ スリーフィンガーフルレザーのインナー




ビクトリアは、定価からあまり割引がないようなので、自宅に帰ってからインターネットの通販で買いました。
確か 1万4千円ほどだったと思います。


使い心地は?
さて、使って見た感想です。
スリーフィンガーのミトン形状のため、最初はかなり違和感がありましたが、1日使っているうちに慣れてしまいました。
ミトンならではの温かさと、ヘストラならではの皮の柔らかさで、満足のグローブでした。




後日談
残念ながら、このグローブ、片方をなくしてしまいました。
スキーの帰りに車のドアを開けた時に、どこかに落としてしまったようです。
気にいっていたグローブなのに残念。(T_T)





ヘストラ オムニ フルレザー
ヘストラスリーフィンガー フルレザーを片方なくしてしまい、失意の状態で次に購入したのは、同じくヘストラのグローブです。
今度は、5本指のヘストラ オムニ フルレザーです。
ヘストラ オムニ フルレザー








スリーフィンガー フルレザーを使っていた経験から、ヘストラの丁寧な造りと、皮の柔らかさに惚れ込み、少し不安でしたが、試着しないでネット通販で買いました。

結果は、スリーフィンガーフルレザー以上のフィット感と使い心地です。
皮が軟らかいので、ストックのグリップを握っていても疲れないし、グリップを握った感覚がしっくりきます。
ヘストラ オムニ フルレザー2







保温性はミトンのスリーフィンガー フルレザーにはかないませんが、十分満足できるレベルです。

スキー用グローブとしては地味なデザインなので、これなら街中で普通に使っていても違和感はありません。

スリーフィンガー フルレザーのようにインナーを取り外しできないのが、唯一の欠点です。

快適性で選ぶならスリーフィンガー フルレザー、操作性重視であればオムニ フルレザーといったところでしょう。


おわり

◆目次はこちら









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目次
INDEX

下の各項目からもご覧いただけます
コブの滑り方
■ 脚は少し曲げておく
■ 目線は重要
■ かかと加重を重視
■ スタンスと前後差
■ 基礎スキーヤーがモーグル的に滑るには
■ 吸収動作を長くキープ
■ モーグルのストックワーク (1)
■ モーグルのストックワーク (2)
■ モーグルのストックワーク (3)
■ スイッチバック
■ 背筋を伸ばす
■ 秘技!! スライド&ジャンプ
■ 吸収動作が必要なわけ
■ 吸収動作によるスピードアップ
■ 1つの動作で吸収と先落としをする
■ 吸収はヒザを意識する
■ 腰はスキーと同じ方向に向ける
■ 吸収動作による前後のバランスの調整
■ 吸収を行わない滑り方
■ 肩の逆ローテーション
■ ダブルストック
■ 縦の溝コブで減速
■ コブの溝でスキーをたわませる
■スキーの先落としと関節の動き
■吸収と伸ばしのタイミング
■ 足首の角度とポジションの関係
■ 左右非対称のコブとスライド
■ レベルによるストックワークの違い
■ スキーの先落しの角度とスピードコントロール
■ 静かなストックワーク
■ ボール状の凹みを通るライン
■ 外側の肩を下げる動きについて
■ スキーの縦の動きと練習について
■ コブ初心者 (1) どこを通る?
■ コブ初心者 (2) フォールライン方向にずらす
■ コブ初心者 (3) 上体をフォールライン方向にキープ
■ コブ初心者 (4) 脚のかまえ
■ コブ初心者 (5) それではコブを滑ってみよう・前編
■ コブ初心者 (6) それではコブを滑ってみよう・後編
■ コブ初心者 (7) スキー板と練習するコブ斜面
■ 春の巨大コブを省エネで滑る方法
■ 滑り方によって変化する谷回りと山回り
■ コブ中級者への道 (1) プロペラと逆ひねり
■ コブでおじぎを防ぐには
■ コブ中級者への道 (2) スライドする方向を変える
■ コブ中級者への道 (3) コブでスキーが開いちゃう
■ 上体を前に移動させる
■ コブ頂点のポジション
■ 基本ポジション
■ コブの滑り方で変わる前傾角度
■ 腰と下っ腹の意識
■ 先落としにトライしてみよう Part 1
■ 先落としにトライしてみよう Part 2
■ コブの衝撃に強いポジション Part 1
■ コブの衝撃に強いポジション Part 2
■ 腕の構え
■ コブで動きを止めない滑り Part1
■ コブで動きを止めない滑り Part2
■ ストックワークと腕の動き
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