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コブやモーグルについて思ったことをダラダラとつづっています。
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神立高原スキー場_1














2014年8月27日追記
2013~2014年シーズンは営業を中断していましたが、2014~2015年シーズンは営業を再開するそうです。
めでたしめでたし。




関越の湯沢エリアでは最もモーグルがさかんで、「熱い」モーグラーが集まるスキー場です。この周辺では最もコブ斜面が充実したスキー場でしょう。

湯沢周辺のスキー場としては、比較的新しくできたスキー場です。
朝の5時から滑ることができる「早朝スキー」を初めて行ったスキー場で、オープン当初はかなりのインパクトがあったのを覚えています。
最近は、週末にオールナイトのナイターを行うなどの斬新なとりくみで、元気のあるスキー場です。

新しくできたスキー場は全体的に、スキーに適さない山の形状にむりやりリフトをかけてしまったスキー場が多いのですが、ここ神立スキー場は山の形状がスキーに適していて、コブ以外にもなかなか滑りごたえのあるコースがそろっています。

もうちょっと空いていればホームゲレンデにしたいスキー場です。


コブ斜面
モーグルコース
モーグルコースは、レグルスコースにあります。
長さ200メートルくらいの中斜面。

このコースの向かって左半分がモーグルコースで、右半分は整地したバーンです。
レグルスコース








コブのラインの数は季節によっても変わると思いますが、だいたい 3~6レーンあります。
レーンの数が多いので、ラインが空くのを待たずに効率よく滑ることができます。

写真の時は、モーグルコースの向かって右半分の3レーンほどがエア台なしのコブ。
左半分3レーンがモーグル専用ラインでエア台のあるラインもあります。

シーズンによってもラインの数は変わりますが、多い時は計10ラインほどになることもあります。

↓エア台無しのコブ
モーグルコース_エア台無し












エア台ありのコースは柵で区切られていて、エアを飛ぶモーグラー以外の普通のスキーヤーは、エア台無しのコブの方で滑ることになります。

↓エア台有りのコブ
P1010034.jpg












エア台ありのモーグルコースはモーグラーしか滑らないため、ピッチは細かく、モーグル的に滑るのには最適ラインです。

↓モーグルコース(上から)
モーグルコース(上から)














エア台無しのコブは、いろいろなレベルのスキーヤーが滑るので、多少不規則になりがちです。

斜度は公表で最大 25 度、平均 18 度となっていますが、滑ってみた印象としてはもっと緩いように感じます。もう少し斜度があればいいのになぁと思います。

モーグルコースの長さは約 200メートル弱位でしょうか。上下2つのエア台のある平均的なモーグルコースとして十分な長さです。
0a1b7ce7.jpeg








ここのコブ斜面、悪くはないのですが、他のスキー場のモーグルコースに比べ、デラがけすることが少なく、午後にはコブはかなり育ってしまっています。
足腰にこたえるコブです。
そんなわけで、昼過ぎころになるとノンストップで一本滑るのがきつくなっちゃいます。

あと、コブのラインとラインの間に、2メートル位のスペースがある場合があるので、途中で休んだり、コースアウトしてしまってもインターバルをとることができます。そのため、コブ初心者でも入りやすいコブだと思います。


その他のコブ斜面
スキー場の正面に見えるヘラクレスコースは平均 33 度の急斜面で、自然コブのコースです。コブの形は基礎系の滑りに適した間延びした感じのコブで、斜度が急な割に難易度は低いです。
ヘラクレスコースのコブ














コブ斜面番外編

モーグルコースを滑り終わったところから、白板山ペアリフト乗り場付近まで、コースの端に約 100メートルほどのコブのラインができています。
少ない時は1つ、多い時は5つくらいのラインができます。 斜度が 10度位の超緩斜面なので、無理して滑ることないかなぁと思います。
受けるようなコブの形になっていることが多く、斜度の割に疲れるコブです。




春スキーのコブ
白板山ペアリフト沿いのペルセウスコースに、4月頃になると長~いコブのラインができることがあります。
ラインの数は2本~3本。
長さは、たぶん500メートル以上あると思います。
レグルスのモーグルコースより斜度があり、難易度は少し高くなります。


春になってオリオンコースコースの雪崩の危険性が高まり、その下側にあるレグルスコースの常設モーグルコースが閉鎖になった時に、代わりにこのペルセウスコースにコブのラインを作るようです。
レグルスの常設コースと、このペルセウスの長いラインの両方が滑れるときは、まさにコブ天国です。






整地(フラット)
ペガサス、シリウス、ペルセウスの各コースがカービングのロングターンに最適なバーンンです。不快なねじれも少なく、自分のペースでターンできます。

↓ペルセウスコース
ペルセウスコース











↓降雪後はパウダーを楽しめるオリオンコース

オリオンコース









↑ の写真の向こう側に、もうひとつオリオンコースがあります。
白板山ペアリフトを降りて右側に行くコースですが、こっちは40度くらいの超急斜面。
この絶叫斜面を滑った後に、モーグルコース向かうのが一番楽しいコース取りだと思います。
でも、この急斜面がオープンしていることはめったにありません。
オフピステのコースなので、モーグルの細い板だと苦労します。



アクセス
関越道の湯沢インターを降りて5分ほどで到着します。峠道もなく、楽にアクセスできるのですが、スタッドレスまたはチェーンは必須です。
湯沢インター出口を左に曲がり、2分ほど走ると左手に神立スキー場の入口があります。
実はここから駐車場までの道が凍結していることが多く、湯沢周辺の他のスキー場ならノーマルタイヤで行けそうな晴れの日も、神立へはスタッドレスやチェーンが必要な場合が多いのです。
神立高原スキー場の駐車場前の道











料金
リフト料金は、2010 シーズンは今までより少し安くなりました。
一日券が土日 4200円、平日 3700円です。
また、am 10:30 から滑れるレイト一日券は、3700円です。ちょっと遅れてスキー場に到着してもOKですね。
年末前の初すべりシーズンと3月後半の春スキーシーズンの時期は一日券が 3200円になります。
半日券は午前が 3600円、午後が 3000 円。
リフト券の購入はクレジットカードが使えます。

駐車場は無料です。


↓ベースハウス
神立高原スキー場ベースハウス














おわり

◆目次はこちら








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目次
INDEX

下の各項目からもご覧いただけます
コブの滑り方
■ 脚は少し曲げておく
■ 目線は重要
■ かかと加重を重視
■ スタンスと前後差
■ 基礎スキーヤーがモーグル的に滑るには
■ 吸収動作を長くキープ
■ モーグルのストックワーク (1)
■ モーグルのストックワーク (2)
■ モーグルのストックワーク (3)
■ スイッチバック
■ 背筋を伸ばす
■ 秘技!! スライド&ジャンプ
■ 吸収動作が必要なわけ
■ 吸収動作によるスピードアップ
■ 1つの動作で吸収と先落としをする
■ 吸収はヒザを意識する
■ 吸収動作による前後のバランスの調整
■ 吸収を行わない滑り方
■ 肩の逆ローテーション
■ ダブルストック
■ 縦の溝コブで減速
■ コブの溝でスキーをたわませる
■スキーの先落としと関節の動き
■吸収と伸ばしのタイミング
■ 足首の角度とポジションの関係
■ 左右非対称のコブとスライド
■ レベルによるストックワークの違い
■ スキーの先落しの角度とスピードコントロール
■ 静かなストックワーク
■ ボール状の凹みを通るライン
■ 外側の肩を下げる動きについて
■ スキーの縦の動きと練習について
■ コブ初心者 (1) どこを通る?
■ コブ初心者 (2) フォールライン方向にずらす
■ コブ初心者 (3) 上体をフォールライン方向にキープ
■ コブ初心者 (4) 脚のかまえ
■ コブ初心者 (5) それではコブを滑ってみよう・前編
■ コブ初心者 (6) それではコブを滑ってみよう・後編
■ コブ初心者 (7) スキー板と練習するコブ斜面
■ 春の巨大コブを省エネで滑る方法
■ 滑り方によって変化する谷回りと山回り
■ コブ中級者への道 (1) プロペラと逆ひねり
■ コブでおじぎを防ぐには
■ コブ中級者への道 (2) スライドする方向を変える
■ コブ中級者への道 (3) コブでスキーが開いちゃう
■ 上体を前に移動させる
■ コブ頂点のポジション
■ 基本ポジション
■ コブの滑り方で変わる前傾角度
■ 腰と下っ腹の意識
■ 先落としにトライしてみよう Part 1
■ 先落としにトライしてみよう Part 2
■ コブの衝撃に強いポジション Part 1
■ コブの衝撃に強いポジション Part 2
■ 腕の構え
■ コブで動きを止めない滑り Part1
■ コブで動きを止めない滑り Part2
■ ストックワークと腕の動き
■ コブに乗り上げていくところの脚の動き
■ コブを片足で滑ってみる
■ 重心とスキーの回転
■ パウダーとコブの共通点 Part 1
■ パウダーとコブの共通点 Part 2
■ スキーのたわみでコブから受ける衝撃をやわらげる
■ 負の連鎖 Part 1
■ 負の連鎖 Part 2
■ 負の連鎖 Part 3
■ 負の連鎖 Part 4
■ テールジャンプ Part 1
■ テールジャンプ Part 2
■ テールジャンプ Part 3
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