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コブやモーグルについて思ったことをダラダラとつづっています。

モーグルはとても体力を使うスポーツです。
モーグルのパフォーマンスをアップさせるには、コブの衝撃に負けない筋力、コブ斜面を何本も通して滑れる持久力、速い動きを可能にする瞬発力が必要になってきます。
そんなわけで、スキーができない夏や秋のオフシーズンにも、筋力トレーニングや陸トレに精を出すわけです。

でも、モーグルを続けるには、体力だけではない、トータルでの健康が必要になってくると思います


◆体力をアップさせるには?
体力をアップさせるには、なによりも筋トレ。
筋トレをすると、筋肉の繊維が切れ、それが修復される際に切れる前より太くなります。
筋肉の超回復というやつですね。

超回復を可能にするには、筋繊維を作る材料となるタンパク質が必要になります。そのため、良質なタンパク質を多く含む食品を積極的に食べるようにします。


◆筋肉はつくけど健康は?
だけど、タンパク質の多い肉をたくさん食べたり、牛乳をたくさん飲むようにしていると、筋肉はつきますが、健康診断では「問題あり」の結果がでてしまいます。

実は私、5 年ほど前までは、健康診断の結果でいつも尿酸値が高く、「痛風予備軍」の一員でした。あと、コレステロール値もけっこう高めでしたね。
当時は 「筋肉をつけるために肉をたくさん食べると健康に問題がでちゃう。でも、肉を食べないと体力はつかないなぁ」 というおバカなジレンマに陥ってしまいました。

筋力をつけるには、ある程度健康を犠牲にしなくてはならないのでしょうか? 
実際、お相撲さんの中には、筋力や体重を増やすために、たくさん食べて糖尿病などの生活習慣病になってしまう人が結構いるそうです。

「健康と体力を両立する方法はないものか?」と思っていました。



◆健康に関する知識は重要
私は本を読むのが好きなので、手当たり次第に健康に関する本を100冊以上読破しました。
そして、いままでの私の食生活は、根本から間違っていることに気付きました。

肉や牛乳は、筋肉をつける栄養素が含まれていますが、それ以上に体にとって害のある成分がたくさん含まれていることがわかったのです

その後、私は、いっぱしの「健康オタク」になりました。
「健康オタク」といってもサプリメントを大量に飲むようなタイプではなく、有機野菜を食べたり、添加物がたくさん入ったインスタント食品を食べないようにするといったタイプの健康オタクです。


◆女性は健康に積極的
女性の場合、美容と健康は直結しているため、健康に関する情報に対しては非常に敏感です。
一方、美容を気にする男性はあまりいません。
そんなわけで、男性は健康に無頓着な人が多いようです。

健康に興味がある男性もいますが、それはたいてい、健康診断でヤバイ結果が出てしまったり、「脱メタボ」のためのようです。
女性のあくなき「美」に対する探求に対して、男性のメタボ解消に対する努力は、どこか後ろ向きで、本気度が低いように思います。
それが、スポーツをする男性でも、健康に関する知識が不足している原因となっているようです。

そのいっぽうで、女性の美容に関する意識が、健康にマイナスに働いてしまうこともあります。



◆ダイエットの欠点
生活習慣病などの病気の多くは、体に悪いものを食べすぎた結果、招いてしまった病気です。
そんなわけで、「太っている=不健康」という図式が成り立ち、「健康のためには、まずダイエット」と言われるようになりました。
でも、間違ったダイエットはかえって害になります。特にモーグラーにとっては。

よく女性のダイエットで陥りがちなのが、極端な食事制限で、贅肉だけではなく筋肉まで落としてしまうことです。

人間は運動をしないで寝ているだけでも呼吸したり、内蔵を動かしたりしてカロリーを消費します。
この、何もしないでも消費するカロリーが「基礎代謝」です。

過度なダイエットで筋肉が少なくなると、基礎代謝(消費するカロリー)が少なくなってしまいます。
そうなると、少ししか食べていないのに、なかなか痩せにくい体質になってしまいます。
このような状態でたくさん食べてしまうと、体重はいっきに増えてしまいます。これが、よくあるダイエットのリバウンドの図式です。

もちろんモーグルには体力が必要なので、ダイエットによる筋力の低下は絶対に避けなくてはならないのは言うまでもありません。


◆ダイエットと健康の関係
ダイエットというと、昔は私も無知でして…、いろいろなガセ ダイエット情報に振り回されてきました。
「食べるもの何にでもトウガラシをぶっかける」とか、「炭水化物はほとんどとらない」という健康的には「?」なダイエット方法もやってみました。
結局というか、当然ダイエットは成功しなかったんですけどね。

その後、健康関連の本を多読&乱読して、健康的なダイエットをはじめたら、体重はグーンと落ちて、健康診断の結果も◎になりました。\(^o^)/

正しいダイエット方法であれば、健康に害はありません。
それどころか、生活習慣病などの病気になってしまう割合はグンと減ります。

「痩せることで健康になる」、と言うより「健康的な生活を送ることにより自然と痩せる」と言う方が正しいと思います。
正しい知識を持って、健康的な食生活に気を配れば、体力を落とさずに余計な贅肉は落ちていきます。



◆スポーツ栄養学の問題点
スポーツ栄養学の本を読んだりすると、たいてい「朝昼晩3食しっかり食べる」とか、「筋肉の材料になる肉や牛乳などのタンパク質と、エネルギーのもととなる炭水化物をしっかり摂る」といった感じのものが多いです。
私はこのような体力のみ重視の健康論には、どこか違和感をおぼえます。
それは、必ずしも「体力=健康」ではないと思うからです

肉や炭水化物をたくさん食べれば、短期的には確かに体力はつくし、一時的にはエネルギーを補充できるかもしれません。
でも、長い目で見ると健康的とは言えないし、結果として、スポーツをする上での体調も悪くなってしまいます。

また、「朝昼晩3食しっかり食べる」というのも、多くの人にとっては、かえって健康を害してしまうことが多いと言えるでしょう。
特に、仕事で晩ご飯が遅い時間になってしまう人にとっては、朝食をしっかり食べることにより、体内の消化器官はオーバーワークになってしまいます。
朝食はガッツリと食べずに、消化吸収に負担がかからない食物酵素が含まれている果物だけを食べる位が、かえって健康には良いのです。


◆日本のスポーツの健康理論は遅れている
いろいろな健康関連の本を乱読してみて思ったのですが、スポーツ健康論より、美容の観点からの健康論のほうが、ずっと先進的なものが多いように感じます。

また、健康先進国アメリカの健康に関する研究は、日本より10年以上も先を行っているようです。
現にアメリカのアスリートには、かなりベジタリアンに近い食生活をおくっている人が多いことからもわかります。



◆モーグルにとっての健康とは

筋肉より健康重視
モーグルをするうえでの健康とは、体力はもちろんのこと、免疫力が高いことや、良好な腸内環境、サラサラの血液などのトータルな健康が要求されます。

体力だけにフォーカスしていると、いずれ他の部分にしわ寄せが出てしまう可能性が高くなってしまいます。

たしかに、肉や牛乳をたくさん摂れば筋肉は付きやすいのですが、トータルでの健康のバランスは崩れてしまいます。
その結果、疲れやすくなったり、病気になりやすくなったりして、せっかくの筋肉も十分に生かせなくなってしまいます。

ダイエットも必要
モーグルの場合は、体重が重いぶんだけコブから受ける衝撃や、エアの着地のショックが大きくなるので、ダイエットも重要です。
たまに、「ダイエットをすると体力がなくなる」という話を聞きますが、それは、健康を無視した間違ったダイエットを行っているからです。

肉を食べたり、牛乳を飲む機会や量を減らすと、筋肉がつく量は確かに減ってしまいます。
でも、その分、脂質などの有害な物質は体にとりこまれないので、トータルでは健康になります。
また、贅肉が落ちることにより体脂肪率は下がるので、結果的にはモーグルに適した体になります。



今回のまとめ:
体力アップにフォーカスしていた食生活を、健康重視の食生活にシフトすることにより、最終的にはスキーに適した健康的な体になります。


おわり


◆目次はこちら








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目次
INDEX

下の各項目からもご覧いただけます
コブの滑り方
■ 脚は少し曲げておく
■ 目線は重要
■ かかと加重を重視
■ スタンスと前後差
■ 基礎スキーヤーがモーグル的に滑るには
■ 吸収動作を長くキープ
■ モーグルのストックワーク (1)
■ モーグルのストックワーク (2)
■ モーグルのストックワーク (3)
■ スイッチバック
■ 背筋を伸ばす
■ 秘技!! スライド&ジャンプ
■ 吸収動作が必要なわけ
■ 吸収動作によるスピードアップ
■ 1つの動作で吸収と先落としをする
■ 吸収はヒザを意識する
■ 腰はスキーと同じ方向に向ける
■ 吸収動作による前後のバランスの調整
■ 吸収を行わない滑り方
■ 肩の逆ローテーション
■ ダブルストック
■ 縦の溝コブで減速
■ コブの溝でスキーをたわませる
■スキーの先落としと関節の動き
■吸収と伸ばしのタイミング
■ 足首の角度とポジションの関係
■ 左右非対称のコブとスライド
■ レベルによるストックワークの違い
■ スキーの先落しの角度とスピードコントロール
■ 静かなストックワーク
■ ボール状の凹みを通るライン
■ 外側の肩を下げる動きについて
■ スキーの縦の動きと練習について
■ コブ初心者 (1) どこを通る?
■ コブ初心者 (2) フォールライン方向にずらす
■ コブ初心者 (3) 上体をフォールライン方向にキープ
■ コブ初心者 (4) 脚のかまえ
■ コブ初心者 (5) それではコブを滑ってみよう・前編
■ コブ初心者 (6) それではコブを滑ってみよう・後編
■ コブ初心者 (7) スキー板と練習するコブ斜面
■ 春の巨大コブを省エネで滑る方法
■ 滑り方によって変化する谷回りと山回り
■ コブ中級者への道 (1) プロペラと逆ひねり
■ コブでおじぎを防ぐには
■ コブ中級者への道 (2) スライドする方向を変える
■ コブ中級者への道 (3) コブでスキーが開いちゃう
■ 上体を前に移動させる
■ コブ頂点のポジション
■ 基本ポジション
■ コブの滑り方で変わる前傾角度
■ 腰と下っ腹の意識
■ 先落としにトライしてみよう Part 1
■ 先落としにトライしてみよう Part 2
■ コブの衝撃に強いポジション Part 1
■ コブの衝撃に強いポジション Part 2
■ 腕の構え
■ コブで動きを止めない滑り Part1
■ コブで動きを止めない滑り Part2
■ ストックワークと腕の動き
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