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コブやモーグルについて思ったことをダラダラとつづっています。

今回はスキーに行った時は、どのようなものを食べればいいのか考えてみます。

結論から先に申し上げますと、スキーに行った時の食事はフルーツがお勧めです。
なぜかと言うと、消化・吸収にエネルギーをほとんど必要としないからです。


運動時の食事にフルーツが適している理由
フルーツのエネルギー転換率は約 90 %と言われています。
これは、フルーツを摂取した際に消化・吸収で必要とされるエネルギーが約 10% と言うことです。
残りの 90% は体内に取り込まれ、スキーのエネルギーとして使用できます。

日本人の主食であるお米はどうでしょうか。
炭水化物の糖質がエネルギーとなるお米は、実はエネルギー転換率は約 70% です。
つまり約 30%のエネルギーはお米を消化・吸収するために使用されてしまうことになります。

では、スタミナの源のような印象のお肉はというと、なんとエネルギー転換率はたったの 30%!!
約 70% のエネルギーが肉を食べた後の消化・吸収に使われてしまうのです。

お昼ご飯の後は、たいてい眠くなりますよね。
これは食べたものを消化するため、血液が胃袋に集中して、脳内の血液の循環が少なくなるからです。

たしかに、フルーツをお腹いっぱいたべても眠くなりませんもんね。
やっぱりフルーツは抜群に消化がイイようです。

食べ物の消化に必要なエネルギー
食べたものを消化・吸収に使うエネルギーは人間の日常的な活動の中で最もエネルギーを必要とする行為なんだそうです。

ドカ食いすると、なんとフルマラソンを走るほどのエネルギーを消化・吸収に使ってしまうそうです。

一般的な説だと、人間が生きていく上で、食べものの消化吸収に必要とされるエネルギーは全体の 80% にもおよ
ぶのだそうです。後の残りの 20% で呼吸したり、脳で考えたり、歩いたりという日常生活で使用するエネルギーになります。


スキーに行った時は、食べたものの消化・吸収にではなく、本来の目的であるスキーにエネルギーを使用したいですよね。
そのため、消化・吸収が楽なフルーツがお勧めなのです。


フルーツジュースはどうなの?
ご注意いただきたいのは、スーパーやコンビニなどで売られているフルーツジュースは、熱処理が施されているので、NG です。
これは果汁100%のジュースでも、濃縮還元のジュースでも同じです。
果物に含まれている消化酵素は、高温で加熱処理された時に死んでしまいます。
そのため、熱処理されてしまったジュースは消化酵素が死滅しており、生のフルーツとは似て非なるものと考えた方がよさそうです。

フルーツはそのまま、もしくはジューサーなどで絞りたてのものをとらなくては十分な効果は望めません。

この「酵素」は、スキーをはじめとしたスポーツ全般のみならず、人間の生活でも非常に大切な要素なので、別の機会に詳しく述べたいと思います。



モーグル的食事の実践
次に、食事の時間ごとに何を食べればいいか考えてみます。

スキーの前夜はカーボローディング
スキーに行く前の日の夜は、お米、パスタ、パンなどの炭水化物をとっておくと、血液中のエネルギーのレベルを上げておくことができます。いわゆるカーボローディングです。

スキーに日帰りで行く場合は、早朝に出発することになります。そのため、前の日できるだけ早い時間に食べて
、早く眠るようにしたいのですが、私自身仕事の都合などでなかなか実行できていません。
食べた直後に眠ると、食べた物が十分に消化されず、朝、胸やけを起こすことがあるので、できるだけ早
い時間に夕食を済ませたいところです。
夕食が遅くなってしまった場合は、そのままスキー場に向かい、スキー場の駐車場で寝るのもいいかと思
います。

肉や魚は消化が悪いので、スキーの前夜に食べるのはお勧めできません。
と言っている私自身、きっちり守っているわけではないのですが....。以後気をつけます。


ミネラルも多めに

あと、ミネラルも普段より多めに摂っておくといいでしよう。
スキー場は標高が高いため、酸素が下界よりもかなり少なくミネラル不足になりやすいです。

それに加え、気温がとても低いため乳酸が増え、血液が酸性にかたよりがちです。
血液が酸性になると、体内ではそれを中和しようとして、血液中のアルカリ性のミネラルを大量に消費してしまいます。 そのため、スキーの前日はミネラルを十分にとっておくべきでしょう。

ミネラルを多く含んだ食材は、小松菜、ホウレンソウなどの野菜や、骨ごと食べられる小魚などです。


朝食は炭水化物とフルーツ
スキー場に向かう車の中で、パンやおにぎりなどの炭水化物を食べておくと良いと思います。
炭水化物は、消火してエネルギーになるまでに2~3時間かかるので、スキーを始める数時間前から食べておきます。 これにより、お腹がいっぱいの状態で滑ることを避けることになります。
スキー場に到着する時間が遅れてしまった場合は手軽に素早く食べられるバナナがお勧めです。

昼食はフルーツと消化のいい炭水化物など
私はめったにゲレ食は食べません。
ひと頃に比べ、だいぶゲレ食のレベルも上がってきているようですが、やっぱりスキー場の外と比べると割高感は拭えないし、味も値段の割には満足のいくものはあまりありません。

通常、私は車に戻って自宅から持ってきた食糧を食べています。
ここでもお勧めはフルーツです。
体力を消耗して塩分が必要かと思いますので、おにぎりやおせんべい等の塩気のある炭水化物も食べ
た方がいいと思います。

消化にエネルギーを浪費してしまう肉はタブーです。
そういった意味でもゲレ食はあまりお勧めできません。
仲間とワイワイとゲレ食を食べるのは楽しいものです。それは私も同意です。
でも、食べたものがキチンと消化されてないと、午後コブを滑るときにこみあげてきちゃいますので、やっぱりここは我慢したほうがよさそうです。
また、肉を食べると窒素化合物という疲労物質が体内に発生し、それを解毒するために腎臓や肝臓が働かなくてはなりません。
ここでまた余計なエネルギーを使ってしまいます。

ゲレ食を利用する場合は、"そば"や"うどん"など消化の比較的良いものにとどめておくのがいいでしょう


夕食はなんでも食べちゃおう
お昼ごはんまでストイックな食事をしていたので、夕食は食べたいものを食べたいですよね。
体をおもいっきりつかってヘトヘトとになるまで滑ったあとなので、トンカツ、焼肉、ピザ、ラーメン大
盛り、チャーハン、なんでもいいと思います。
スキーで筋肉の繊維が壊れているので、タンパク質の補給をしておいた方がいいでしょう。

モーグルでは骨にかなり衝撃をあたえるので、ミネラルやカルシウムの補給も大切です。
牛乳はカルシウムを多く含んでいて、骨にいいといわれていますが、最近の研究では、牛乳などの乳製品はかえって骨
に悪いという説が主流になっています。
ですので、小松菜やホウレン草、小魚からミネラル、カルシウムを摂るといいでしょう。


サプリメントについて
スキーに行く時は、ミネラル(鉄分)のサプリメントは念のため用意しておいた方がいいかもしれません。
日帰りでスキーに行く時は寝不足になってしまうことが多いものです。
寝不足になるとどうしてもミネラルの吸収が悪くなってしまい、コブを滑っている最中にエネルギーが切
れてしまったり、貧血気味になってしまうことがあります。

また、標高が高く、酸素の薄いスキー場では、さらにミネラル不足に陥ってしまう条件がそろっています。
そんなとき、ミネラルのサプリメントを常備しておくと助かります。



おわり

◆目次はこちら


モーグル的食事&健康管理
モーグラーには玄米がおすすめ
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