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(2018年追記)
2017~2018年シーズンから、エーデルワイススキー場のモーグルコースはなくなってしまったそうです。 また1つ、モーグルコースがなくなってしまいました。残念。
首都圏から近く、渋滞が少ない東北道沿線でモーグルコースがあるスキー場として貴重な存在です。
スキー場は全体的に斜度が緩く、子連れのファミリー向けでしょうか。
実際、客層もファミリーが大半を占めます。
エーデルワイス スキー場モーグル コース
コブ斜面
このスキー場唯一のコブ斜面がモーグルコースです。
私が訪れた時はモーグルのラインが 1 レーンしかありませんでしたが、2レーン以上のラインが作成される時もあるようです。
出だしは適度な中斜面、それ以降は緩斜面。
モーグルコースとしては、ちょっと緩すぎですね。もうちょっと斜度がほしいところです。
長さは 200m 位ありますがが、斜度が緩いこともあって、あっさり滑り下りてしまいます。
モーグルコースのスタート台
エア台は上下に1つずつあります。ランディング バーンはフラットに保たれているので、モーグル初心者でも比較的飛びやすくなっています。
コブの形状は整っていてとても滑りやすいです。
管理がいきとどいていて、受けるような形のコブは少なく、足腰にやさしいコブです。
コブのピッチが細かいところも好印象。
斜度がないので、難易度が低すぎる点は否めませんが、ひとつひとつ技術をチェックしながら滑るには最適な斜面だと思います。
モーグラーには適したコブの形ですが、基礎スキーヤーにはなかなか難しいコースです。
コブの形が縦で、さらにコブとコブの間隔が短いので、直線的に滑るモーグラーには適しているのですが、スキーを横に振る基礎スキーの滑り方では難易度の高いコブとなっています。
この斜面の向かって左側がモーグルコースです
モーグルコースの欠点
欠点は、なんといってもコブを滑る効率が悪いことでしょう。
このモーグルコースはスキー場の端に位置しているため、平らな迂回コースのような斜面を滑ってこなければモーグルコースのスタート台にたどりつけません。
この迂回コース、斜度がほとんど無いので、直滑降で滑らないと途中で止まってしまい、ストックで漕がなくてはなりません。
直滑降できればいいのですが、いつどっちに曲がってくるかわからない子供が多いので、下手にスピードはだせません。
モーグルコースのコブを滑り終えたら、ターンすると止まってしまうような平らな斜面を、またリフト乗り場まで結構な距離を滑る必要があります。
モーグルコースの難易度が低く、あっさり滑り終えてしまうこともあって、コブを滑っている時間は短く、リフト待ちやリフトに乗っている時間、さらに連絡コースを滑っている時間が圧倒的に長くなってしまいます。
モーグルコース以外の斜面
モーグルコースを除くと、緩斜面が多く、かなり物足りない印象です。
子供が多いスキー場なので、ロングターンでスピードを出して滑るのには向かないように思います。
高速クワッド2機、ペア3機の中規模スキー場ですが、滑った感覚では小さなファミリースキー場的な印象です。
アクセス
東北道の西那須野塩原インター、または日光宇都宮道路の今市インターからのアクセスになります。
エーデルワイススキー場には今市インターを利用する人が圧倒的に多いようです。
一方、すぐ隣にあるハンターマウンテンには西那須野塩原インター経由で来る人が多いようです。
スキー場のある日塩もみじラインの往復で、普通車 600円、軽自動車 400円かかります。
日塩もみじラインは、路面に雪が積もっていることは少ないのですが、凍結していることがありますので、注意が必要です。
リフト代
一日券が休日 4000円、平日 3200円、半日券が休日 3000円、平日 2400円です。
人工雪でかなりの雪をまかなっているスキー場としては、比較的安いのではないでしょうか。
エーデルワイススキー場の Web サイトには一日券と食事込みで安くなるクーポンがあります。
私はゲレ食はあまり利用しないので、使いません。
リフト券の購入はクレジットカードが使えます。
駐車場は無料です。
センターハウス
エーデルワイス スキー場の印象と使い方
お客さんはファミリーが圧倒的に多いことからもわかるように、ファミリー向けの緩斜面主体のスキー場です。
モーグルコースが目的なら、リフト待ちや迂回コースにかかる時間ばかり長く、コブを滑る時間は一瞬で終わってしまう印象です。
モーグルの大会がある時は、クワッド沿いにあるダイナミックコースにモーグルコースを作るようですが、このコースが常設のモーグルコースになれば、エーデルワイススキー場にも頻繁に訪れるのになぁ、と思います。
晴天率が比較的高いので、日本海側の気候に左右される他のスキー場が雪の時も、エーデルワイスは晴れていることが多いです。
アクセスも悪くないです。関越道のように毎週のように週末になると渋滞することもないので、到着する時間が計算できるのがなによりもありがたいです。
でも私なら、あと1時間くらい余計に運転して、もっと滑りごたえのある高畑スキー場や、たかつえスキー場に行ったほうがいいかなぁ、と思います。
リフト降場の近くには、スノーボードを装着するベンチがあります。
こちらはカップル用。
こちらはさびしく独身用
おわり
◆目次はこちら
■ 目線は重要
■ かかと加重を重視
■ スタンスと前後差
■ 基礎スキーヤーがモーグル的に滑るには
■ 吸収動作を長くキープ
■ モーグルのストックワーク (1)
■ モーグルのストックワーク (2)
■ モーグルのストックワーク (3)
■ スイッチバック
■ 背筋を伸ばす
■ 秘技!! スライド&ジャンプ
■ 吸収動作が必要なわけ
■ 吸収動作によるスピードアップ
■ 1つの動作で吸収と先落としをする
■ 吸収はヒザを意識する
■ 吸収動作による前後のバランスの調整
■ 吸収を行わない滑り方
■ 肩の逆ローテーション
■ ダブルストック
■ 縦の溝コブで減速
■ コブの溝でスキーをたわませる
■スキーの先落としと関節の動き
■吸収と伸ばしのタイミング
■ 足首の角度とポジションの関係
■ 左右非対称のコブとスライド
■ レベルによるストックワークの違い
■ スキーの先落しの角度とスピードコントロール
■ 静かなストックワーク
■ ボール状の凹みを通るライン
■ 外側の肩を下げる動きについて
■ スキーの縦の動きと練習について
■ コブ初心者 (1) どこを通る?
■ コブ初心者 (2) フォールライン方向にずらす
■ コブ初心者 (3) 上体をフォールライン方向にキープ
■ コブ初心者 (4) 脚のかまえ
■ コブ初心者 (5) それではコブを滑ってみよう・前編
■ コブ初心者 (6) それではコブを滑ってみよう・後編
■ コブ初心者 (7) スキー板と練習するコブ斜面
■ 春の巨大コブを省エネで滑る方法
■ 滑り方によって変化する谷回りと山回り
■ コブ中級者への道 (1) プロペラと逆ひねり
■ コブでおじぎを防ぐには
■ コブ中級者への道 (2) スライドする方向を変える
■ コブ中級者への道 (3) コブでスキーが開いちゃう
■ 上体を前に移動させる
■ コブ頂点のポジション
■ 基本ポジション
■ コブの滑り方で変わる前傾角度
■ 腰と下っ腹の意識
■ 先落としにトライしてみよう Part 1
■ 先落としにトライしてみよう Part 2
■ コブの衝撃に強いポジション Part 1
■ コブの衝撃に強いポジション Part 2
■ 腕の構え
■ コブで動きを止めない滑り Part1
■ コブで動きを止めない滑り Part2
■ ストックワークと腕の動き
■ コブに乗り上げていくところの脚の動き
■ コブを片足で滑ってみる
■ 重心とスキーの回転
■ パウダーとコブの共通点 Part 1
■ パウダーとコブの共通点 Part 2
■ スキーのたわみでコブから受ける衝撃をやわらげる
■ 負の連鎖 Part 1
■ 負の連鎖 Part 2
■ 負の連鎖 Part 3
■ 負の連鎖 Part 4
■ テールジャンプ Part 1
■ テールジャンプ Part 2
■ テールジャンプ Part 3
■ スキー場の混雑を回避しよう
■ 今後のコブ斜面のトレンド
■ コブの滑り方はコブ斜面が教えてくれる
■ スキーはポジションしだいで大化けできる
■ シーズン別、積雪と雪質について
■ アフタースキー
■ スキーの動画撮影をしよう
■ 整地での練習の重要性
■ 日帰りで行くスキー場
■ スキーとお金について
■ スキー初すべりで考えること
■ コブを教えること。コブを教わること。
■ 石打丸山のナイター
■ 八海山スキー場
■ ノルン水上スキー場
■ 月山スキー場
■ ブランシュたかやまスキー場
■ 尾瀬岩鞍スキー場
■ 高畑スキー場
■ 猪苗代スキー場ミネロ
■ エーデルワイス スキー場
■ 水上宝台樹スキー場
■ 「閉鎖されて残念!!」なスキー場
■ 奥利根スノーパーク
■ 奥只見丸山スキー場
■ 神立高原スキー場
■ 風が強い日のスキー場
■ NASPA スキーガーデン
■ かぐらスキー場
■ なかさと清津スキー場
■ モーグルに適したブーツ #2
■ モーグル用の板は必要か?
■ モーグルのグローブの選び方
■ 自転車ロードバイクに学ぶ道具学
■ ヘルメット
■ 極太ファットスキー
■ オーダーメイド インソール その1
■ オーダーメイド インソール その2
■ 硬いモーグル用スキー板と柔らかいモーグル用スキー板
■ オーダーメイド インソール 2代目